Queenie |
NYでのIHコースについて:その1、その2、その3も良かったら読んでくださいな♪
今回、二回目の受講だったわけですが、IHのすごさを本当の意味で実感したように思います。それはその3で書いたPhobiaでのマチルダのセッションを見たことからもわかるように、いかにシンプルか、ということです。
IHというのは、始めた当初、まず筋反射のとりかたの難しさにつまづくと思います。そして、セッションの流れ・・・一体なにが「良いセッション」なのか、というのは人それぞれなのかなーとは思いますが、ここにどうしてもプラクティショナーとしてのエゴがちょいちょい顔を出してきます。自分がどれだけすごいかをクライアントさんに知ってほしいぃ~とちょいちょいと余計なことをしだします(笑)その結果、セッションはなんだかどんどん複雑になって、迷子になった感じに・・・そしてなぜそうなるのかが全然わらかない・・・・。
マチルダはいつもクラスで「If it is complicated, it's from ego. Spirit is simple.」というDiana Cooperの言葉をよく引用します。どのプロトコルを習っても「It's SO SIMPLE!」と言います。
内心、「いやいやークラスだから、そう言ってるんだろうなー」なんて思ってましたが、今回本当にシンプルなんだってことを、まざまざと実感しました。
自分の体験談をここでひとつ紹介したいな、と思います。動物看護師でありながら人間へのヒーリングを始めた自分に、やっぱり動物への情熱も健在だな、と気づかされた旅でもあったので、このセッションはあたしにとってはちょっと特別でした。(人間ウォッチングが楽しいと聞いていたニューヨークの街を歩いていて、あたしが見ているのは散歩中の犬ばっかり・・・)
5日前のクラスのあとに、残ってクラスメイトのふさこさんとセッションをしました。ふさこさんの愛猫Queenieちゃんが年老いてきて病気になったりでご飯が食べられないのだという。さらに7パウンドあった体重も3~4パウンドにまで減ってしまったと。食べたいという気持ちはあるので食べようとするのだが、もどしてしまったり、口からこぼれおちてしまうのだそう。
そんなQueenieちゃんのセッションをふさこさんの身体を代理にたてて行いました。
これが、かつてないほどにシンプルでスムーズなセッションになっちゃいました。
動物のセッションはいつも目標設定が難しいな~なんて思うのですがふさこさんが「健康で楽しい人生、いや、猫生?」というので身体に訊いてみたら、あっさりOK・・・「そんな単純でいいんっすか・・・」と思いながら、身体がいいというのでそれを信じて進めていく・・・
修正もふたつくらい、シンプルなものをやって、サポート修正もひとつ程度。
終わったあとは・・・「え?こんだけ?」っていう感覚ですね(笑)
翌日の朝、いつもどおりふさこさんにオハヨウのハグをしたら「ご飯たべたのーーー」という。
かるーくセッションのことを忘れてたので「え?ご飯?いや、あたしは朝はまだでー」ととんちんかんな返事をして(なに言ったかよく覚えてないw)
ふさこさん「ちがうちがうー、Queenieが昨晩からがつがつご飯たべてるのー」とな・・・・!
IHすごいなぁ~!