ジャックくん15歳のセッションをさせていただきました。
ここ数ヶ月間、愛犬のジャックくんがお留守番をしている時にお部屋の中をグッチャグチャに荒らすので困り果てているという飼い主さんから相談を受けました。
写真を見せていただいたのですが、本当に、地震か泥棒が入ったのかというくらいに、物という物が全て床に撒き散らかされていました。
ペットカメラを設置しているので観察すると、午前中は大人しく寝ているのだが、午後の大体決まった時間帯にただただ淡々と破壊をしている姿が映っているそうで。
行動範囲を制限してみたり、物にアクセスできないように工夫したり、色々試してみても改善せず。
IHのセッションをすることにしたのですが、セッションの前にまずはジャックくんと繋がってみました。
すると、まずパッと感じたのが、「なにがなんだかよくわけがわからない」という感覚でした。
おそらく認知症に近いような感覚で、本人もわけがわからなくて、その感覚を紛らわすのに破壊行動をしているような感じがしました。
IHセッションに入ると、感情表現が苦手だったりすることが原因で感情が湧き上がってきた時の感覚に戸惑ってしまう、というようなことがわかってきました。
飼い主さんに伝えると、確かに臆病というか、普通のワンちゃんとは少し感情表現が控えめな子だとおっしゃいます。
そして、甲状腺の病気があって、お薬を飲んでいることも関係があるよう。
最終的には、ストレス反応がうまく機能していないことが根本的な原因だとわかりました。
引っ越し前にご家族を亡くされていたり、環境の変化などで、きっと見た目以上にストレスを感じていたのかも知れません。
IHのストレス反応のプロトコルでは視床下部、脳下垂体、副腎が良い状態で機能するように調整をします。ベストな状態が100%なら、ジャックくんは40%のところにいました。
エネルギーを調整して、セッションは完了。
セッションの中でエネルギーの変化は確かに感じてはいても、動物さんのセッションではそれがどう行動に繋がっていくのかがいつも「?」な私です。
セッション後どうなったかな、と思い切ってメッセージしてみると・・・
セッション以降ぴたりと破壊行動がなくなった!と、穏やかにお留守番してるジャックくんの映像が送られてきました。
内心めちゃめちゃホッ^^;
動物さんのセッションはなにがどう作用してそういう結果になるのか、私の健在意識ではほとんど理解が及びません。
ですが、動物さんと飼い主さんの関係が少しでも快適な方向へ変わるお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません。
動物さんにまつわるお悩みを抱えている方は、よかったら一度ご相談ください。