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Monday, May 2, 2016

「インナーチャイルドの癒し」~IHプロトコルシリーズ2~

さて、IHのプロトコル「秘密の道具箱」の中身、第二段は「インナーチャイルドの癒し」について書かせていただきます☆

超絶美人さんな姪っ子です♪


インナーチャイルドとは?

他にも「聖なる子供」「真我」「内なる子供」などなど、呼び方はたくさんありますが、基本的には私たちの気持ちが宿っている感情的な自己の部分です。

私はシンプルに、「小さかった頃の自分」をイメージすると、一番ピンときます。

さあ、なぜこのインナーチャイルドが癒される必要があるのでしょうか。

小さい頃に経験したトラウマや、両親や社会から受け継いだ思考のパターン、信念などといったものは、実は大人になった今でもずぅーっと引きずっているんですね。

これはいわば、大人という「車」を3歳の子供に運転させているようなものなんです。

当然、あちこちでぶつかったり、事故にまきこまれちゃいます~。

自分のインナーチャイルドにはちゃんと後部座席に安全に守られた環境で乗せてあげて、大人の運転手がしっかりとケアしてあげることが必須です^^

あなたの人生の車は、誰が運転していますか?




子供はスポンジであることを選んで産まれてきます。

産声をあげた瞬間から、自分をとりまく世界の全てをそのまんま受け入れて、信じていくことを事前に選択してくるのです。

一番の保護者である両親の言動を全て「真似」して育っていくわけです。

例えば傷つけられても、大人のように思考でその出来事を理解することが出来ないので、傷をなかったことにしたり、隠したり、誤魔化したり・・・・色々な手段を使って生き抜こうとします。

小さい頃にいつも「お前が悪い」と言われて育った子は、大きくなってもなにかが起きると「自分が悪いんだ」と自分を責めるようにプログラミングされてしまいます。

親に見捨てられた経験のある子供は、大人になっても常に不安と恐れがつきまとって、安心して必要とされている、と思うことが困難でしょう。




こういった古いプログラミングを手放すために、この「インナーチャイルドの癒し」のプロトコルは選ばれることが多いです。

先日いらっしゃったクライアントさんも、「仕事など、自分のやるべきこと、進むべき道がよくわからなくて、迷ってばかりいる」ということでセッションをしたんですが、根本原因としてこのプロトコルがあがってきました。

探っていくと、幼少期に性的虐待を受けていたと・・・・

本来守ってくれるべき人が守ってくれずに、自分の価値が見出せず、自分の感覚がまったく信じられないと言います。

子供の頃の傷はもう癒えている、と頭では整理していても、心の部分はないがしろになっていたりします。





そんなときにこのプロトコルは出てきます^^

プロセスの中で、子供の頃自分が聞きたかった言葉がでてきたり、逆にインナーチャイルドから今の自分へのメッセージが出てきたりもします。

そして、子供の自分を苦しめていた人たちを「赦す」というプロセスも!

本当にパワフルで、美しくて、大好きなプロトコルです☆

「幸せな子供時代を手に入れるのに遅すぎることはない」-リチャード・バンドラー(NLP創立者)