Integrated Healing (IH)は動物のセッションができるんです。
そもそも、私がIHを習いたいと思ったはじめのキッカケは、動物にセッションがしたかったから。
昔からとにかく動物好きで、動物と働きたくて渡米、動物看護師になった。
いざ看護師になってみると、動物病院では対人間のお仕事だった。
だって、患畜さんにはもれなく飼い主さんがついてくる。
後から振り返ると、私の動物好きは、人間が苦手で、人間と関わりたくなくって、動物に向かっていった、という部分が少なからずある・・・・
人間は建前があったり、嘘をついたり、裏切る。
そんな体験を小さい頃からしすぎていたんだろうなぁ。
だから、自然と、嘘をつかずいつも純粋でしかいられない動物といる方が心地よかったんだと思う。
ヒーリングをするようになると、自分も含め、動物の問題はそこに関わる人の問題であることが多いことに気づいた。
愛犬のセッションもいっぱいやったけど、大体全部私のせいだった。
「せい」っていうなんか悪者な感じではないのだけど・・・因果関係が必ずある。
今は亡きうちのお嬢さん(左)とそのお友達(というかシモベだと思っていたであろう)ケーシーくん。 |
動物って本当に純粋にエネルギーを反映するから、とてもとても正直に周りの人を映しだしてくれると思う。
それがものすごく尊いし、有難いし、そんな動物に本当にたくさんのことをいつも教えてもらう。
今日のクライアントさんは、ワンちゃんがいつもカーペットでマーキングをして困っている、という。
残念ながらワンちゃんの潜在意識は、そのことではなく、もっと別のことでセッションをしたいというので、筋反射をとりながらお題を決めていく・・・
そうすると、飼い主さんが、もしかしたらこのことかな・・・と打ち明けてくれた。
出産の時に、色々とあまりにも大変で、一度ワンちゃんを手放しかけたことがあるのだ、と。
飼い主さんがそういうと、筋反射が反応を示す。
ワンちゃんは、その時に別の家に一時的とはいえ追いやられたことにとてもとても不安を持っているようなのだ。
感情のチャートをスキャンしてみると「insecure」(不安定な、自信のない)という言葉が出てきた。
確かに、いつもどこかで様子を伺っていて、食べ物を盗んだり、嫉妬していたり、insecureな兆候があるよう。
そのInsecurityを克服してこれからどうなりたいんだろう?と目標設定を進めていくと、なんと、
「A(飼い主さん)に守られています」
っていう目標が出来上がりました。
そのために必要な調整は魂の統合。
飼い主さんは、「そういえば、最初の頃はこの子のこと好きじゃなかったんだよ、私・・・」
という。
そういう気持ちとか、全部ワンちゃんは感じていたんだろうなぁ。
それでも切実に、家族の他の誰でもない、飼い主さんに守られたいんだ、と・・・。
魂の統合中、画面越しに映ってるワンちゃんの反応がとっても面白かった。
なんか、エネルギー調整してるのを、ちゃんと感じてるかのような反応。
Insecureなエネルギーから→安心して「守られる」エネルギーへのシフト。
これから、飼い主さんとの関係がどんなふうに変わっていくんだろうなぁ・・・とっても楽しみだ。
なんかいつもうまく文章にできないのだけど・・・
人でも動物でも、魂の本当に尊い部分に触れさせてもらえるセッションはいつもいつも感動してしまいます。
そんなセッションをさせてもらえることが今は本当に感謝と喜びでいっぱいで幸せ!なのです。